RO逆浸透膜系加工水のウォーターサーバーの特徴
| categoty:ウォーターサーバーの基礎知識 | Posted by： | 更新日：2015年7月15日 公開日：2012年9月13日 |
はてなブックマークに追加RO逆浸透膜加工水系のウォーターサーバーの特徴というと、工場内で管理され作られた加工水、人工的にミネラルを調整加工された水、ほぼ成分が一定で安定しているの３つが挙げられると思います。
工場内で管理され作られた加工水
天然水（ミネラルウォーター）系のウォーターサーバーのお水とは対象的に、RO逆浸透膜加工水系のウォーターサーバーのお水は、NASA等の宇宙開発で開発されたRO逆浸透膜という技術を使って、純水（ピュアウォーター）と呼ばれるH2O（水）だけの状態に限りなく近いお水を一旦作ってから、多くの場合、それぞれのウォーターサーバーの特長であるミネラル分を人工的に加えて作ったお水です。
RO逆浸透膜の技術を利用すると、海水を飲める淡水に変えたり、宇宙開発の飲料水などに利用されている純水と呼ばれるお水などを作ることができます。
製造する際に利用されるお水は、多くの場合は水道水または地下水を利用しているようです。中には（アルピナウォーターのように、北アルプスの湧水を利用しているものもあります。アクアクララ
は、水道法や食品衛生法に適合した水道水・地下水を利用していますね。）
RO逆浸透膜について
RO逆浸透膜の技術を簡単に説明すると、ミクロレベルの非常に細かいフィルターを挟んで、不純物の含まれている濃度の違う水を入れて、濃度の高い水に高い圧力を加えることで、濃度の高いお水から、H2O（水）が濃度の低いお水に浸透（移動）することで、不純物の濃度の低いお水が更に不純物の濃度が低くなります。これをいろいろなフィルターを使って繰り返すことで、純水と呼ばれる限りなくH2Oに近い水をつくることができる技術です。
人工的にミネラル成分を調整したお水
純水（ピュアウォーター）のままで提供されているウォーターサーバ―のお水（アルピナウォーター、）もありますが、多くの場合は、若干のミネラル成分の調整をしてお水が提供されています。（アクアクララ
などはミネラル調整をしています。）
純水の状態だと、無味無臭のため、そのまま飲むと、多くの人は美味しいと感じないと思われるため、若干のミネラル成分を加えて調整していますね。（不純物が無いことを重要視する人もいますので、純水のまま提供されているウォーターサーバーのお水もあります。）
ウォーターサーバーの冷水機能で冷やされた状態であれば、その冷たさで純水でも美味しく感じると思いますね。このミネラル成分の調整は、多分、意見の分かれるところでしょうね。
RO逆浸透膜のお水の最大の特徴は、純水（ピュアウォーター）と呼ばれる状態のお水を作れることですから、この点にメリットを感じて利用されている方もいらっしゃると思いますので。不純物が含まれていないという安心感もありますからね。
欧米のように、硬水が多いお国柄だと、多分、ミネラル成分が無いお水はなかなか好まれないと思いますが、日本は、軟水の国ですから、純水（ピュアウォーター）と呼ばれるお水のありだと思います。
管理された加工水なのでほぼ成分が一定
ちゃんと管理された工場で製造されたRO逆浸透膜系のお水は、人工的に製造されていますので、天然水（ミネラルウォーター）系のお水と対象的に、大きな成分の変動は無いのが特徴です。
成分がほぼ一定であり、明確にされている点は、利用する上で安心できる点ですね。汚染などを心配されている方には、一つの選択肢としていいかもしれませんね。