水の硬度
categoty:水の用語集 | Posted by: | 更新日:2015年7月15日 公開日:2012年9月3日 |
よく耳にする水の硬度って何でしょう。
【水の硬度とは】水をその水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの量をはかり、その量を炭酸カルシウム(CaCO3)の量に換算して、その量の数値によって水の硬さを表したものです。
簡単に言うと、水に含まれているカルシウムやマグネシウムの量によって、水を分類したのが硬度です。カルシウムやマグネシウムとはミネラルのことです。
硬度による水の分類の名称(軟水、硬水などの言い方)は、国によって若干異なります。
日本では、一般的に以下の水の硬度によって、軟水、中硬水、硬水と言われています。
なお、日本の場合は、硬度の名称、区分けに基準があるわけではなく、あくまでも一般的に通例として使われているものです。
名称 | 炭酸カルシウム(CaCO3)の換算量 |
---|---|
軟水 | 100g/ml未満の水 |
中硬水 | 100~300g/mlの水 |
軟水 | 301g/ml以上の水 |
WHO(世界保健機関)では、次のような基準で、水の硬度の名称を定めています。(なお、この基準では、アメリカの基準に準じてます)
名称 | 炭酸カルシウム量 |
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軟水 | 0 - 60g/ml未満の水 |
中程度の軟水(中硬水) | 60 - 120g/mlまでの水 |
硬水 | 121 - 180g/mlまでの水 |
非常な硬水 | 181g/ml以上の水 |